falを試して、その日にやめた理由

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「fal(ファル)っていうサービスがすごいらしい」

そう聞いて、ぼくはその日のうちにクレジットカードを登録しました。10ドル、日本円で1,500円ほどです。

そして同じ日の夜、使うのをやめました。

サービスが悪かったわけではありません。むしろ、ちゃんと動きました。感動すらしました。

やめた理由は、ひとつだけです。

ぼくの使い方だと、すでに払っているものと中身が同じだったからです。 🍚

この記事は、話題のツールに飛びついて、その日に引き返した記録です。同じように「乗り換えたほうがいいのかな」と迷っている方の、判断材料になればうれしいです。

※falとは、いろんな会社のAI(画像を作るAI、動画を作るAI、声を作るAIなど)を、ひとつの窓口からまとめて使えるようにしてくれるサービスです。使った分だけ払う方式で、月額の定額ではありません。

目次

そもそも、なぜ試そうと思ったのか 🤔


きっかけは、AI活用を教えている方のメールでした。

その方は、falに月30万円使っているそうです。ゲームを作っていて、絵も動画も声も効果音も、全部falで作っているとのことでした。

「日本で一番falに課金しているのは自分だと思う」とまで書かれていました。

正直、ぐらっときました。

ぼくは毎日SNSに投稿する画像を作っています。1回の投稿で12枚。それを月に何本も作ります。

その作業がもっと速く、もっとラクになるなら——そう思って、10ドルを入れました。

入れてみたら、ちゃんと動きました ✨


結論から言うと、技術的にはまったく問題ありませんでした。

ぼくはAIに指示を出す形で仕事をしているのですが、そこからfalを呼び出して、絵を作ってもらえました。

しかも速いんです。

いつも使っている方法だと、1枚できるまで2分から10分かかります。falだと1分ちょっとでした。

うちのキャラクター(サボテンのキャラです)の顔も、かなり正確に再現してくれました。花の位置、メガネの形、服の色まで、ちゃんと引き継いでくれます。

「これは、いいものを見つけたかもしれない」

そう思いました。

ところが、ここで気づいてしまいました 😅


うちのSNS投稿は、絵の中に日本語の文字が入ります。

そこで文字を入れて作ってもらったのですが——誤字が出ました。

「せつぞくテスト」と書いてほしかったのに、「せつぞクテスト」になっていました。ひらがなが、なぜかカタカナに変わっていたんです。

そこで、別のモデルに変えてみました。

※モデルとは、AIの「種類」のことです。同じfalの中に何十種類も入っていて、絵が得意なもの、文字が得意なもの、それぞれ性格が違います。

文字が得意なモデルに変えたら、今度は一字一句、完璧に書いてくれました。漢字も、改行の位置まで指示どおりです。

「よし、これで行こう」と思って、そのモデルの値段を調べました。

1枚あたり、約50円でした。

そして、電卓を叩いてしまいました 🧮


ここで、ぼくは自分がひと月にどれだけ画像を作っているのか、数えてみました。

パソコンの中のファイルを、作り直したボツ画像まで含めて、全部数えました。

SNS投稿の画像:135枚

ブログのアイキャッチ・見出し画像:約50枚

合計:約185枚

これを1枚50円で作っていたら、いくらになるか。

185枚 × 50円 = 約9,250円/月

……あれ、と思いました。

ぼくが毎月払っているものと、比べてみます 💡


ぼくは今、ChatGPTの一番上のプランに月16,000円払っています。

そのお金で、何をやってもらっているか、書き出してみます。

🖼️ 画像を作る:月185枚(SNS+ブログ)

✍️ ブログを書く:せどり記事・マインド記事・AI記事、それぞれ担当を分けて

📮 note に投稿する:記事の投稿まで自動でやってもらっています

🔄 代打をする:いつも使っている別のAIが息切れした時、代わりに動いてもらう

💬 スマホで相談する:移動中の思考の整理、メモ帳がわり

全部で16,000円です。

一方、falは画像だけで9,250円。

画像1つの機能だけで、いま払っている全部入りの6割の値段でした。

しかも、そこが決定的だったのですが——作られる絵の中身は、ほぼ同じものでした。ぼくが「文字が得意でいいな」と思ったモデルは、もともとChatGPT側でも使えていたものだったんです。

つまりぼくは、すでに定額で食べられるものを、単品で追いお金を出して買おうとしていたわけです。🍽️

だから、やめました 🛑

ここまで分かって、その日の夜に決めました。

画像は、いままでの方法(ChatGPTのプランの中)で作る。falには追加のお金を入れない。

味が同じなら、食べ放題の中で食べたほうがいいです。

falに9,250円出して手に入るのは、味ではなく「速さ」でした。1枚が2〜10分から1分ちょっとになる。それだけです。

その速さに月9,250円出す価値があるかというと——ぼくの場合はありませんでした。

じゃあ、1,500円はムダになったのか 🎁


いいえ、これはムダになっていません。3つ残りました。

① 保険が手に入りました

残高は8.5ドルほど残っています。

いつも使っている方法には、実は弱点があります。使いすぎると、その日はもう画像が作れなくなるんです。数時間、ときには数日待たされます。

締め切りがある日にそうなったら、手が止まります。

falは使った分だけの支払いなので、入れておくだけなら1円も減りません。手が止まった日に、その場で回せる。そういう非常用の発電機として置いておくことにしました。

② 安いモデルの使い道が見つかりました

文字が苦手だったモデルは、1枚6円でした。

文字を入れない絵——ブログの背景や、ラフ案の大量出しなら、これで十分です。ここは今後使うかもしれません。

③ 「試した」という事実が残りました

これが一番大きいです。

次に「新しいすごいツールが出た」と聞いた時、ぼくはもう一度この計算ができます。

✅️ ぼくは月にどれだけ作っているのか

✅️ それを新しいツールでやったらいくらか

✅️ いま払っているものと、中身は違うのか

この3つを数えるだけです。今回は1,500円でその型が手に入りました。

誰にとってfalは必要なのか 🔭

念のために書いておきますが、falが悪いサービスという話ではまったくありません。

必要な人には、間違いなく必要です。

月30万円使っている方の場合

作る量:何千枚(ゲームの素材を全部)

定額プランの枠:とっくに足りない

falの意味:枠の外に出るしかない=必需品

ぼくの場合

作る量:月185枚

定額プランの枠:まだ足りている

falの意味:同じものを二重に買う=重複

分かれ目は、いま払っている定額プランの枠が足りているかどうかでした。

足りていない人には、falは救世主です。足りている人が乗り換えると、同じものを2回買うことになります。

ぼくが今後falを本気で使うのは、こんな時だと思います。

✅️ 動画をAIで作るようになった時(ChatGPTのプランでは作れません。ここはfalの独壇場です)

✅️ 大量に素材が必要な仕事が来た時

✅️ 定額プランの枠が、本当に足りなくなった時

まとめ:飛びつく前に、電卓を1回だけ 🧮

新しいツールの話は、いつも魅力的に聞こえます。実際に成果を出している人が言っていると、なおさらです。

でも、その人と自分では、使う量が2桁違うことがあります。

ぼくは今回、こう学びました。

すごい人が「必需品」と言うものは、その人の量では必需品なんです。

自分の量では、ただの重複かもしれません。

判断するのに必要なのは、たった3つの数字でした。

✅️ 自分は月にどれだけ作っているか(ボツも数える)

✅️ それを新しいツールでやると、いくらか

✅️ いま払っているものと、中身は本当に違うのか

ぼくはこの3つを数えて、その日にやめました。1,500円と、数時間でした。

安い勉強代だったと思っています。試さずに憧れ続けるより、試して自分の数字で答えを出すほうが、ずっとスッキリしました。😌

新しいものは、試していいんです。ただ、やめる判断も、同じ日にできるようにしておくと、お財布と気持ちが軽くなります。

あなたがいま気になっているツールは、あなたの量で必要なものでしょうか。

よかったら、電卓を1回だけ叩いてみてください。

#AI #AI画像生成 #fal #ChatGPT #AI活用

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この記事を書いた人

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