ChatGPTやCodexのモデルを選ぶ画面に、いつの間にか 「GPT-6.1 Sol」 が増えていました 👀
すぐ下には「GPT-6 Sol」もあり、さらに下には「GPT-5.6 Terra」も並んでいます。
「6と6.1って何が違うの?」「Terraって、もう使わなくていいの?」
今日はこの2つの疑問に、発表された資料をもとにお答えします。
🎯 結論:迷ったら「GPT-6.1 Sol」。値段は同じで、まちがいが減った新しい版です

先に答えを言います。
✅ これからふだんの仕事の主力を選ぶなら、「GPT-6.1 Sol」をおすすめします。
「GPT-6 Sol」は前の版、「GPT-5.6 Terra」はひとつ前の世代です。まずは、この位置関係を押さえておきましょう。
🔍 理由①:6.1 Solは、6 Solの「まちがい3割減」版

GPT-6.1 Solは、2026年9月29日に出ました。GPT-6 Solが出た9月22日の、ちょうど1週間後です。
発表によると、大きな違いの1つは 「まちがいの少なさ」 です。
📌 補足①:「考える深さ」とは? AIが答える前に、どれくらいじっくり考えるかの設定です。浅い設定は速さを優先し、深い設定は時間を使って考えます。ただし、深くしても正解が保証されるわけではありません。
考える深さを浅くしたとき、難しい質問への回答に事実のまちがいが含まれた割合は、11.4%から7.7%へ減りました。100回に置き換えて丸めると、次のイメージです。
🔴 GPT-6 Sol:100回中 約11回
🟢 GPT-6.1 Sol:100回中 約8回
この試験では、まちがいがおよそ3割減ったことになります。以前のAIがまちがえた質問を集めた試験なので、ふだんの利用で「100回中11回まちがう」と言っているわけではありません。
ほかにも、次の点が良くなったと発表されています。
🛠️ 仕事の腕前:プログラム作り、資料の読みとり、何段階もある仕事で、最上位の「Astra」にかなり近づきました。
🤝 約束を守る力:「ここは触らないで」といった指示を守る力や、できないことを正直に伝える力が改善しています。
💴 理由②:値段は6 Solと同じ。くり返し読む文章は、むしろ半額

賢くなると値段も上がりそうですが、今回は上がっていません。
📌 補足②:「100万トークンあたり」とは? トークンは、AIが文章を読み書きするときの小さなかたまりです。開発者向けの料金は、この数をもとに計算します。「100万文字」と同じではなく、文章や言語によって数え方が変わります。
2026年10月1日に公式の価格表を確認しました。以下は開発者向けの標準料金・100万トークンあたりです。一度に扱う文章量が27万2千トークンを超える場合は、別の料金になります。
📖 読む値段はどちらも2ドル、書く値段はどちらも10ドルです。
♻️ 前に読んだ文章を保存して再利用できた部分は、6 Solが0.2ドル、6.1 Solが 0.1ドル(半額) です。同じ文章を送るだけで、必ずこの料金になるわけではありません。
これは月額プランの料金表ではありません。 この数字だけで「PlusやProの利用枠も同じ減り方になる」とは言えません。記事の「燃費」は、同じ文章量を読み書きするときの、開発者向け料金の比較です。
🌍 具体例:Terraは「安くてそこそこ」だったのに、6.1 Solが同じ値段になった

GPT-5.6 Terraは、ひとつ前の世代の、能力と費用のバランスを重視したモデルです。これまでは 「安いのに、そこそこ使える」 のがとりえでした。
ところが、標準料金を並べるとこうなります(100万トークンあたり)。
🌍 GPT-5.6 Terra:読む2ドル/書く12ドル
☀️ GPT-6.1 Sol:読む2ドル/書く10ドル
読む値段は同じで、書く値段は6.1 Solのほうが少し安いのです。
それでいて、6.1 Solは新しい世代で、複数の仕事の試験で最上位に近い腕前を示しています。
💡 同じ価格帯なら、ふだんの主力を新しいほうへ見直す。
この記事の「Terraは卒業」は、選び方のおすすめという意味です 🎓 提供終了のお知らせではありません。すでにTerraで安定して動いている仕組みまで、すぐに切り替える必要はありません。
⚠️ 注意:6.1 Solが出ていない画面もあります

📌 補足③:「Codex」とは? ChatGPTを作っている会社(OpenAI)の、パソコン作業やプログラム作りを手伝ってくれるAIです。ChatGPTと同じアカウントで使えます。
6.1 Solの提供先は Codexと、ChatGPTの仕事用の画面「Work」 です。ふつうのチャットでは使えません。使えるプランでも順次提供のため、表示はアカウントや会社の設定によって異なります。
モデルの一覧に6.1 Solが見当たらないときは、この違いを思い出してください。
✅ まとめ:選び方はこれだけ

次に新しい仕事を頼むときは、モデルを選ぶ画面を一度開いてみてください。ふだんの仕事を1つ試し、回答や仕上がりを確かめてから主力を切り替えると、違いをつかめます 🌵
各モデルの燃費や点数をもっと詳しく知りたい方は、前回の記事もどうぞ。前回は9月27日時点の比較なので、主力のおすすめは今回の記事で更新しています。
https://note.com/murabito_s/n/na1b1df60ce39
⚠️ この記事の注意点
- 内容は 2026年10月1日時点 のものです。6.1 Solは9月29日に出たばかりで、点数や値段は今後変わる可能性があります
- 値段はOpenAI公式の開発者向け標準料金です。Terraも同じ公式表で確認しています。月額プランの利用上限を直接表す数字ではありません
- 「まちがいの割合」は、OpenAIが発表した試験での数字です。すべての仕事で同じように減るとは限りません
📚 参考にした資料
OpenAI公式のモデル案内(性能は公式発表「Introducing GPT-6.1 Sol」とも照合済み)
https://developers.openai.com/api/docs/models/gpt-6.1-sol
OpenAI公式の価格表(6.1 Sol・6 Sol・Terraを同じ表で比較)
https://developers.openai.com/api/docs/pricing
🌵 あわせて読む
モデル選びとあわせて、Proの利用枠も見直したい方はこちらです。100・200・500の量と速さのちがいを比べました。








