Claude Codeには「フォーク」という機能があります。
今までの会話を覚えたまま、別のチャットへ枝分かれできる機能です。
そこで、ぼくは疑問に思いました。
Codexにも、同じような機能はあるの?
結論からいうと、あります。
Codexでは、メニューにある「新しいチャットで続ける」が、Claude Codeのフォークに一番近い機能です。
ただしCodexには、もう一段強い「新しいWorktreeで続ける」もあります。
名前が似ているので、何が違うのかを初心者向けに整理します。
「新しいチャットで続ける」がフォーク


Codexで今の会話を別の道へ進めたいときは、チャットの名前の上で右クリックして「新しいチャットで続ける」を選びます。
すると、これまでの会話を引き継いだ新しいチャットができます。
元のチャットは、そのまま残ります。
ゲームでいえば、今のセーブデータを複製して、別ルートを試す感じです。
たとえば、ひとつのチャットで記事を書いていたとします。
途中で「この内容をSNS投稿にもしたい」と思ったとき、同じチャットで続けると話が混ざります。
新規チャットを開けば、これまでの説明をもう一度しなければなりません。
そこで「新しいチャットで続ける」を使えば、記事の内容を知っている分身に、SNS版だけを任せられます。
これが、Codex版のフォークです。
ひとつだけ注意があります。枝分かれに入るのは、すでに終わった会話です。Codexが返事を書いている途中に分けると、その途中の返事までは新しいチャットへ入りません。
Worktreeは作業場所まで分ける

Codexには、「新しいWorktreeで続ける」という選択肢もあります。
こちらは、会話だけではなく、コードを編集する作業場所まで分ける方法です。
ふつうの「新しいチャットで続ける」は、会話が2つになっても、見ているファイルは同じです。
そのため、元のチャットと分身が同じファイルを同時に直すと、変更がぶつかることがあります。
一方のWorktreeは、もうひとつの作業部屋を用意してから続きを始めます。
ゲームでいえば、セーブデータだけでなく、遊ぶ世界そのものもコピーする感じです。
元の部屋では今のサイトを直す。
別の部屋では新しいデザインを試す。
このように、2つのコード作業を並べて進めたいときに向いています。
Codexアプリには、こうした並行作業のためのWorktree機能が用意されています(OpenAI公式(https://help.openai.com/en/articles/11369540-using-codex-with-your-chatgpt-plan))。
迷ったら、この3つで選べばいい

使い分けは難しくありません。
今までの話を覚えたまま、別案を試したい。
この場合は「新しいチャットで続ける」です。
同じコードから、別の改修を同時に進めたい。
この場合は「新しいWorktreeで続ける」です。
今までと関係のない話を始めたい。
この場合は、まっさらな新規チャットです。
ぼくのように「Claude Codeのフォークは分かるけど、Codexではどれを押せばいいの?」と迷ったら、まずは「新しいチャットで続ける」を選べば大丈夫です。
コードのファイルまで別々に触りたいときだけ、Worktreeを選ぶ。
そう覚えておけば、会話も作業も散らかりにくくなります。








