Gemini 4 ArgonでGoogleは追いついた? ChatGPT・Claudeとの違いと、Proで使えるかを調べました

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Googleの新しいAI「Gemini 4 Argon」が発表されました。

これを見て、ぼくはAIに聞きました。

「形勢変わったの?」

普段からChatGPTやClaudeを使っていると、気になりますよね。

今のAIから乗り換えるほどなのか。Google AI Proに入っていれば使えるのか。

公式発表と比較テストを調べ、手元のアプリ画面も確認しました。🌵

目次

🧠 Googleは強い競争相手に。ただし「全部で1位」ではありません

三つのAIが、それぞれ別の仕事で力を発揮する教室のイラスト

Gemini 4 Argonは、Googleが2026年9月30日に発表した新しいAIモデルです。

※補足①「モデル」=AIの中身にあたる頭脳です。同じアプリでも、選ぶ頭脳で得意な仕事が変わります。

今回、注目されているのは、長く複雑な仕事を進める力です。

質問に答えるだけでなく、調べたり、道具を使ったり、途中の結果を確かめたりする仕事です。

Googleの発表だけでなく、外部の比較テストでも強さが出ています。

ただし、「GoogleがChatGPTやClaudeを、あらゆる仕事で上回った」とは言えません。

なぜそう言えるのか。まず、仕事ごとの数字を見てみます。

🏁 総合・アプリ操作・開発で、順位が変わります

Argon・Astra・Opusの三種類の比較テストを数字で示す図解

比較に使ったのは、AIを独自に試験しているArtificial Analysisの公開結果です。

※補足②「ベンチマーク」=同じ課題をAIに解かせ、得意・不得意を比べるテストです。

ここでは、Argonは「High」、GPT-6 Astraは「Max」の設定です。

Claude Opus 5.5も、考える設定を最大にした結果を使っています。

📚 いろいろな課題を合わせた総合スコア

Claude Opus 5.5は58。GPT-6 Astraは53。Gemini 4 Argonも53です。

この物差しでは、ArgonはAstraと同じ位置です。

なお、この数字は学校の100点満点の点数ではありません。

いくつもの課題をまとめた、比較用のスコアです。

🖱️ 仕事用アプリをまたいで作業するテスト

Gemini 4 Argonは78%。Claude Opus 5.5は70%。GPT-6 Astraは68%です。

複数のアプリを使って、仕事を最後まで進める課題です。

このテストでは、Argonがこの3モデルの中で最も高い結果でした。

💻 文字で命令する操作画面を使った、プログラム開発のテスト

Claude Opus 5.5は60%。GPT-6 Astraは59%。Gemini 4 Argonは57%です。

こちらでは、Argonがこの3モデルを上回ったわけではありません。

競技が変わると、順位も変わる。 ここが大事です。

総合スコアはIntelligence Index、アプリ作業はAutomationBench-AA、開発はTerminal-Bench 4.0の値です。

%の数字は比較ページの丸められた表示に合わせています。

Google自身が発表した、別の試験の数字とは混ぜていません。

比較の出典はこちらです。本文だけでも違いが分かるよう、必要な数字は上に書きました。

https://artificialanalysis.ai/models/comparisons

📚 「100万トークン」は、仕事が15.6倍うまくいくという意味ではありません

小さな作業ノートから大きな作業ノートへ変わるたとえを描いた漫画

Googleは、出力の上限を従来の6万4,000から、100万トークンへ広げたと説明しています。

※補足③「トークン」=AIが文章を扱うときの小さな単位です。日本語の1文字と同じではありません。

単純に割ると、上限は約15.6倍です。

ただし、これは正解率や仕事の速さが15.6倍になったという話ではありません。

たとえるなら、作業中に使えるノートが大きくなった感じです。

難しい仕事では、途中で何度も調べたり、考え直したりします。

その過程を長く続けられる余地が増えた、という説明です。

ここでの100万は「出力」の上限です。

読み込める資料の量を指す数字と、取り違えないようにしましょう。

また、外部の検証では、長い出力をいったん止めて続きから再開する仕組みが使われています。

普段のチャットで、誰でも一度に100万トークンの返事を受け取れる、という意味でもありません。

Googleは、社内のプログラム改修などにもArgonを使っていると紹介しています。

一方で、大規模な書き換えには、自動の検査と人の確認を入れています。

長く作業できることと、確認なしで任せてよいことは別です。

出力の仕組みを検証した記事はこちらです。

https://artificialanalysis.ai/articles/gemini-4-argon-google-top-three-labs

🖥️ アプリは最新なのに、Argonが出てきませんでした

アプリ更新とAIモデル提供は別だと気づくサボテン先生の二コマ漫画

性能の話を聞いて、ぼくは次にこう聞きました。

「GooglAIProの人はつかえないの?」

そして、手元のAntigravityも確認しました。

Antigravityは、Googleの、AIにパソコン上の作業を頼める開発用アプリです。

更新の確認画面には、「No updates available」と出ています。

日本語では「利用できる更新はありません」という意味です。

つまり、その時点でアプリが案内する更新はありませんでした。

それでも、モデルを選ぶ一覧にArgonはありません。

ぼくが見た画面には、Gemini 3.1 Proなどが並んでいました。

ここで、アプリの更新と、新しいモデルの提供は別だと分かりました。

アプリが最新でも、そのアカウントへArgonが提供されていなければ選べません。

2026年10月1日に確認したAntigravityの公式モデル一覧にも、Argonの掲載はありませんでした。

「出てこないから、何度も入れ直さなければ」と考える前に、提供状況を確かめる方が先です。

公式の掲載モデルはこちらで確認しました。

https://antigravity.google/docs/models

💳 Google AI Proは未案内。Ultraも「次の対象」です

限られた先行利用者から、今後Ultraなどへ広げる予定を示す案内図

Googleの公式発表では、まず、選ばれたサイバー防御の専門家などへ提供しています。

その後、利用対象を広げる方針です。

次の対象として、開発者向けの有料利用者と、Google AI Ultraの契約者が挙げられています。

ただし、「今後の対象」と「今日、全員が使える」は違います。

2026年10月1日に確認した資料では、Google AI Proへの提供日程は示されていません。

Ultraについても、全契約者が今すぐ使えると確認できたわけではありません。

「Proでは永久に使えない」と決まったわけでもありません。

今の契約を上げる前に、自分が使いたいアプリでの提供開始を確認しましょう。

新しい頭脳の発表だけでは、いつもの作業環境に届いたとは限りません。

提供の順番と出力上限については、このGoogle公式発表を確認しました。

https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/gemini-4-argon/

🌵 使えるようになったら、自分の仕事を1つ渡してみます

自分のいつもの仕事をAIに渡し、手直しの量をノートで比べるサボテン先生

ぼくが次に試したいのは、ランキングの数字ではなく、普段の仕事です。

たとえば、同じ材料からブログ記事を1本作ってもらう。

書いてほしいことと、勝手に足してはいけないことを、先にそろえます。

見るのは、文章の見栄えだけではありません。

事実の取り違えがないか。こちらの意図を守ったか。手直しはどれだけ必要だったか。

途中で何度も説明し直す必要があれば、ぼくの作業時間は減りません。

反対に、少ない確認で仕上がるなら、その仕事では役に立ちます。

同じ材料、同じ依頼で比べると、自分に合うかが見えてきます。

新しいAIが使えるようになった日に備えて、よく頼む仕事を1つ残しておく。

ぼくは、まずそこからです。🌵

この記事は2026年10月1日時点の確認結果です。ぼく自身がArgonを使って仕事を完成させた実測ではありません。

比較テストだけでは、日本語の記事の読みやすさや、各自の仕事での使い勝手までは決まりません。提供状況と数字は、今後変わることがあります。

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この記事を書いた人

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